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テーマファイルの準備
テーマを作成する方法として、自分で製作したXHTMLファイルにDrupalで使用可能な変数を埋め込んでゆく方法と、既存の公開されているテーマをカスタマイズしてゆく方法が考えられますが、ここではより簡単な後者の方法を説明します。
作業手順
- http://drupal.org/project/Themes から変更元とするテーマをダウンロードします。例として癖が少なくカスタマイズに適している Zenテーマ を使用します。
- ダウンロードしたファイルを解凍し、ご自身の1テーマファイル保存ディレクトリにディレクトリごとアップロードします。
- 管理者IDでログインし、zenテーマを有効にします。
- テーマ確認用のテストユーザを新規に作成し、アカウント情報変更でそのユーザの初期テーマをzenテーマに設定します。
- 作成したテストユーザでサイトにログインし、zenテーマが表示される事を確認します2。
ファイル名 | 役割 |
---|---|
page.tpl.php | ページ全体を定義する |
style.css | テーマが使用するスタイルシート |
template.php | テーマエンジンの機能を置換する |
forum-node.tpl.php | フォーラムノードの表示定義 |
node.tpl.php | デフォルトノードの表示定義 |
comment.tpl.php | コメントの表示定義 |
box.tpl.php | メイン表示部のボックス表示定義 |
block.tpl.php | サイドバーブロックの表示定義 |
screenshot.png | テーマの画面イメージ |
favicon.ico | テーマのFaviconファイル |
各テンプレートファイルの表示範囲
各テンプレートファイルで定義される領域を識別表示すると、以下のようになります。
下記の図からもわかるようにpage.tpl.phpで全体の構成を定義し、その中にnode.tpl.php3、block.tpl.php、comment.tpl.php、box.tpl.phpが含まれる構成となります。
ブロックやノードが複数表示される場合はテンプレートで記述された内容が複数回表示される事にご注意下さい。
コメント表示時は、comment.tpl.phpがテンプレートとして使用される。
box.tpl.phpはメイン表示領域を識別表示する際に使用される。